いつも心にタイスマイル

AFSでタイ留学中高校生の奮闘日記。南部プラチュアップキーリーカンで大自然を満喫中。タイ語くんは最大のライバル。

タイは空前の日本食ブーム!日本食チェーンはなぜ流行るのか

 

タイ人が一番好きな外国料理は日本料理です。また、たくさんの日本料理チェーン店がその人気を支えています。

 

JETROが2013年12月にバンコク在住の500人を対象にして行った調査によると、好きな外国料理第一位は日本料理の66.6%。第二位の中国料理の12.8%を大きく引き離しています。

 

今回はタイで人気が高い日本料理チェーン店を紹介し、なぜ日本料理ブームが起きているのかを分析します。

 

1.やよい軒

日本のレストランチェーン、やよい軒のタイ店。タイすきのMKグループが運営を受注しています。タイで最大手の日本食チェーンであり、店舗数はなんと124軒。

 

メニューはお得な定食、弁当、丼、お好み焼きやうどんも...

 

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日本企業が運営しているだけあって、外人向けにカスタマイズされておらず、日本とほぼ同じ日本食が食べられます。タイ人は豚カツなどの揚げ物が人気な模様。

 

ただ一点。漬物がキムチなんだよなぁ...おいしいけど日本料理じゃないんだよなぁ...

 

価格は一食120~300バーツ(約420~1050円)他店と比べてリーズナブルな価格設定です。

 

2.OISHIグループ

タイ人が1999年に始めた日本食の一大チェーン。OISHI Buffet(日本食ビュッフェ・19店)、OISHI Ramen(ラーメン・57店)、Shabushi(タイ風しゃぶしゃぶ・109店)という3つの大きなチェーンを展開しています。週末では行列ができるほどの人気店。

 

タイ人創設だけあって、タイ人カスタマイズされた日本食ばかり。おいしいラーメンでは、味噌ラーメン、トムヤムラーメン、バジル・スパイシーラーメンなど...日本じゃ絶対食べられない。カスタマイズしたことで、タイ人の日本食に対するハードルを下げたという功績があります。

 

また、セブンイレブンなどで流通する清涼飲料「OISHI Green Tea」を製造しています。ハニーレモン、ライチ、玄米などの味がある甘い緑茶です。

 

価格はラーメンが100~250バーツ(約300~875円)、他2店は約300バーツ(約1050円)

 

3.Fuji Restaurant

60店舗以上を展開する日本食チェーンFuji Restaurant。タイ人経営ですが、OISHIと比べ、日本人の思い浮かべる日本食が食べられます。

 

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by Marijn de Vries Hoogerwerff

 

 

寿司(もちろん日本のようなものではなく、カリフォルニアロールのようなもの)、刺身が他店よりも多いのが特徴です。もちろん普通の定食もあります。

 

価格は150~500バーツ(約525~1750円)似た系統のやよい軒と比べると少し高いです。

 

4.8番らーめん

111店舗を誇るタイ最大のラーメンチェーン。 1992年に進出した日本企業が運営しています。

 

タイ人好みに変えたラーメンもありますが、OISHIラーメンに比べると少な目。味噌ラーメン、塩ラーメン、トムヤムラーメンなどがあります。

 

価格は60~150バーツ(約210~525円)と他店に比べかなり安めです。

 

5.大戸屋ごはん処

言わずと知れた日本食チェーン大戸屋がタイにも上陸。店舗数は48店。現在はフランチャイズを行い、タイの現地企業が運営を行っています。

 

メニューは日本のものとよく似ています。

 

価格は200~400バーツ(約700~1600円)と少し高め。しかし高級路線を目指したことで成功しているそうです。

 

6.カレーハウスCoCo壱番屋

カレーの超有名店ココイチ!タイではFuji Restaurantと提携して、23店舗を構えています。

 

日本のカレーが味わえます。ルーも米も日本製を使うなど、こだわりがあります。また、選べる辛さの上限が高いのもタイならでは。

 

価格は150~250バーツ。高級レストランとしてタイ人に人気だそう。

 

他にも...

吉野家すき屋ペッパーランチ、銀だこ、クロワッサンたい焼きなど、たくさんの日本食チェーン店が進出しています。

 

タイで日本食がブームの理由

1.OISHIや8番らーめんが1990年代から事業を始めている

古くから事業を始め、日本食の敷居を低くしたという功績抜きに、このブームは起きなかったでしょう。

 

2.チェーンの成功がほかのチェーンの進出を招いている

タイはよい市場だ!ととらえ進出する企業が増え、勢いを感じられることもブームの一因です。ただ、タイ人のニーズに合わないと撤退を余儀なくさせられるでしょう。

 

3.米食で、馴染み深いこと

タイではヨーロッパ系料理のチェーンはほとんどありません。米食だという点は大きなメリットです。

 

4.タイという国が親日である

日本という国のブランドイメージが強いタイでは、日本語で書かれたパッケージや、アニメが浸透するなど、身近に日本が広まっています。そして皆親日になっているのです。

 

バンコクと田舎での日本食の立ち位置の違い

2014年6月時点、バンコクには1415店、地方には711店の日本料理屋があります。一体この差はなんなのでしょう。

 

バンコクでは交通機関が発達しているため、友達と遊びに行く機会が多くあります。「友達が食べるなら、私もチャレンジしてみようかな」という連鎖が起きることで、田舎よりも日本食が馴染んでいるといえるでしょう。

 

また、平均給与も地方と比べ高いため、高級路線を打ち出す日本料理を食べやすいという利点もあります。

 

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一方の地方。高齢な人はいまだ保守的であり、新しい日本料理に手を出すことをためらっています。外食もほとんど家族と行く機会しかないため、馴染むことは難しいのでしょう。

 

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地方に日本食が馴染むのは、少なくとも10年はかかるのではないでしょうか。

 

これからのタイでの日本食

一般的にイメージされる日本食とラーメンが、チェーンとして出店するのは厳しいでしょう。市場は他店にすでにとられています。

 

今後伸びていくと予想されるのは、そばやうどん、お好み焼きといった特定の日本食の店でしょう。

 

タイでもっとたくさんの日本食が食べられたらいいな(´-`).。oO

 

 

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