いつも心にタイスマイル

AFSでタイ留学中高校生の奮闘日記。南部プラチュアップキーリーカンで大自然を満喫中。タイ語くんは最大のライバル。

タイを歩けばLGBTにあたる。なぜ多様性ある社会ができたのか?

 

タイに行くと、LGBTが多さにびっくりします。コンビニの店員、ガソリンスタンドの店員、学校の先生、百貨店のスマホ売り場などなど。

 

街で行われるパレードはレディーボーイの子の女装が主役になりますし、ダンスもとても上手。バンコクパタヤの歓楽街にはレディーボーイのショーまであります。(ショーとしての質はとても高いそうです)

 

一回でもタイに来たことがある方なら、その圧倒的な多さはご存じでしょう。

 

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私の学校のクラスでは、男子9人中4人がレディーボーイまたはゲイでした。みんなフレンドリーで優しくて、普通の男の子より仲良くなれたほど。

 

だから、私はLGBTの人が好きです。知らない土地で困っていた時、優しくしてくれる素敵な人たちだから。

 

けれど、なぜタイにはLGBTがほかの国より図抜けて多いのでしょうか?理由を3つ考えてみました。

 

 タイにLGBTが多い理由

1.西欧からの支配を受けていない

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タイは東南アジアで唯一西欧の支配を受けていない国です。西欧の厳格な男女を分ける主義が19世紀まで入っておらず、ほかのASEAN諸国よりもオープンな性意識が残っていました。性的指向におけるタブーが少なかったのです。

 

もちろんその後西洋の概念も入ってきて、タイ社会に少なからず影響を及ぼしています。 

 

2.LGBTが多いから、わざわざ隠す必要がない

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LGBTが日常に溶け込んでおり、人々からは当たり前として捉えられています。これはカミングアウトを促進する要因になります。

 

 3.浮気性の男より、一家を支える強い女への憧れを持つ

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タイの男は浮気が多い。それはそれは多い。浮気率世界一位という統計もあるほど。その分女性が家庭を支える強い存在となっています。母子家庭も多いです。

 

男の子の中には、幼少期に父親のようになりたいという気持ちがあります。その時に父親が浮気や離婚をしていると、男に関する否定的な感情が心に埋め込まれ、女に憧れてしまうことがあるとか。

 

以上3つが主な理由ではないかと考えました。複合的な要因によって、ほかの国よりもLGBTが増えたのではないでしょうか。一つの理由では説明がつきません。

  

寛容に見える裏で…

LGBTに対し、官庁や大企業の扉は閉まったまま。西洋の価値観を大切にしている人々にとっては、いまだ受け入れられないものなのです。

 

また、LGBT精神疾患と考える人や苦手意識を思っている人は、タイにもいます。LGBTが理由と思われる雇用拒否に対する裁判も起こり始めました。

 

留学中バンコクと田舎の二つの高校に在籍していた私も、身をもって体験しています。

 

頭が良かったバンコクの高校には、南部の田舎の学校よりもLGBTの数が圧倒的に少なかったのです。バンコクの高校ではレディーボーイに対して差別的かと見受けられる発言も聞きました。

 

その理由として考えられることは、バンコクの教育熱心な親の方が西洋の価値観ベースで動いておりLGBTに対して厳しく、生徒のカミングアウトが阻止されているということ。また生徒にも親の考え方が染みついていること。

 

悲しくも近代化と共に、寛容性は無くなっていっています。「西洋式」がすべて正しいとは言えないのかもしれない。

 

 

 

参考文献

(風 バンコクから)LGBT、「寛容さ」の裏で 大野良祐:朝日新聞デジタル

 

 

 

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