いつも心にタイスマイル

AFSでタイ留学中高校生の奮闘日記。南部プラチュアップキーリーカンで大自然を満喫中。タイ語くんは最大のライバル。

タイの学校の正門の目の前に爆弾が落ちていた話


ごく当たり前の日だった。

正門の前の謎のポールを見るまでは。

ポールの中にある物が爆弾だと知るまでは。

一昨年保健室の前で爆発したことを知るまでは。

いつも乗るバスで殺人事件が起きていたと知るまでは。


爆弾を見つけた日
それは私がまだバンコクに住んでいる時のことだった。

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学校からの景色


放課後いつものように1回学校を出て、セブンイレブンでお菓子を買い、学校に戻って友達と1時間ほどしゃべっていました。

家に帰るため正門を出て、私は異変に気づきます。
ガタイの良い大人が来ていました。ポールが置いてあり、その中に何かが置いてありました。

深く気を止めず通りすぎようとした時、友達が言いました。

「あれ爆弾だよ。」








え…?

頭が混乱しました。
事態をちゃんと理解できたのは1時間後。家に着いてから。
その日は1日中ずっと頭が真っ白でした。


目にした爆弾は幸いにも不発弾で、爆発しませんでした。

そしてもちろん、次の日も当たり前に学校がありました。
誰も爆弾の話はしていませんでした。



学校を取り巻く状況

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私の学校は近隣でも有数の進学校で、ある学校から嫌われていました。

その学校の生徒がバッドを持って私の学校を取り囲んだり、バスの中で殺人事件を起こしたり。

今回の爆弾とその学校に関係があるのかはわかりません。ただ、毎日危険と隣り合わせな状況だったのです。


タイの荒れている学校は、本当に荒れています。工業高校や大学では抗争が絶えず、犠牲になる人も数知れず。

バンコク以外でも抗争による殺人等は起きています。


また、学校を狙った爆弾が見つかることは、良くあるそうです。

私の学校では昔全校集会中に、保健室の前で爆弾が爆発したこともありました。

友人曰く、小学校の前でも何回か見つかったことがあるそうだ。



もし爆弾が爆発したら。もしセブンイレブンに行くのがあと少し遅かったら。
私がこの文章を書くことも無かったのかもしれません。

こんな身近に、危険が迫っていたなんて。
タイが危険な国だったなんて…


あの時なぜ爆弾が置かれていたのか。それは今でも分かりません。



8月17日バンコク爆弾テロが起きた時

夜になり、爆弾テロが起こったというニュースが入ってきた時、最初私は全く驚きませんでした。

へぇ〜ついに爆発したのか。まあいつか何か爆発するよね。しょうがない。

爆弾を見たことがあったから。爆弾は私にとって"ふつう"になっていたのだ。

よくよく考えると、これは恐ろしいこと。
爆弾があることが普通であってはいけないのだ。
でも今のタイでは、爆弾があることが普通であるような。そんな気がする。



過保護=安全?

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タイの親の過保護っぷりにはびっくりするところがあります。

学校へ送り迎えしたり、何かあるごとに電話したり。
私も、最初ははっきり言って面倒くさかった。

けれども爆弾を見た後、考え方は変わります。

「そうか…危険と隣り合わせな今、生きていることを伝えなきゃなんだな」

過保護と言えば聞こえは悪いけど、危険な国で安全を確認するための、過保護なのでは無いか。



結論

バンコクは比較的発展している街です。そこですら爆弾や殺人が身近なら、他の国ではどうなのか。
目も当てられ無い街は、世界にたくさん残っているのでしょう。

安全だ、なんて胸を張って言えるのは、日本くらいなのかも。

世界はきっと、まだまだ暗い部分がたくさん残っている。



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